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美味酒録

シングルモルトとラム酒を主に、一杯ごとに感謝しながら記事にします。美味しく飲めればきっとそれで良い。

Bruichladdich 1970 -2002 31yo DB 1st Fill American Oak Casks 

ブルイックラディ 1970 -2002 31yo
DB

44.2%

1st フィル アメリカンオークカスク




ブルイックラディ蒸留所の創業は1881年。

1994年に一度閉鎖し、
2001年にボウモアの元蒸留所所長であるジム・マッキュワン氏と、ボトラーズ会社、マーレイマグダビッドにより再建されました。

このボトルは再建後程なくしてリリースされた1970ビンテージで、1st フィルのバーボン樽にて31年熟成。
2002年、9月頃のボトリングです。

このボトルはUK向けのため、750ml規格のものもなります。



しっとりとしておりながら広がりのある寛大な香り立ちがとても良いものです。
煮詰めた梨、蜜林檎のタルトレットクッキー。
ジューシーで甘みの詰まったマスカットが華を添えます。
オイリーなテクスチャがあるからか、
重心は低めで、濡れたような印象。
鼻腔の奥で、僅かに、ほんの僅かな塩っぽさがあります。
スイーツに塩を足すと甘みを引き立てるように、
香りの幅を引き伸ばします。

口当たりや味わいは
香りよりも柔らかくスムース。
バニラや麦芽クッキー、
アプリコットジャムを混ぜ込んだココナッツミルクのパウンドケーキ。
僅かにダージリンティーの渋みと
ミントの清涼感が共存します。

林檎と麦の湿った淑やかさとテラテラとした清涼感がDTキャパドニック72(→記事はこちら)にも通じ、
近いニュアンスを持ちます。
もう少し掘り下げると、それよりも麦とミルキーさが顕著であり、
比べると酒質としてはやや重めかもしれません。
幅の広いグラスで飲むと、重厚感も加わり、
微睡むような口蓋がまた魅力的です。

余韻にかけては味わいと香りが交わりながら
程よい長さで細く続きます。
柑橘ピール、パウンドケーキ、パパイヤ。
オークはきめ細やかで
繊細でフルーティ。


重厚感と濃縮感のある、豊かな香り立ちと、
滑らかで柔和な、甘い口当たり。

開栓したてでしたが、
今後に期待の良い1本でした。
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Comment

Name - MTK  

Title - グラスについて

差し支えなければ、こちらの記事でお使いのテイスティンググラスをご教示いただけないでしょうか。
コニャックグラスでしょうか?シェイプがとても綺麗だと思いまして。
2021.04.16 Fri 16:44
Edit | Reply |  

Name - sarichiiiii  

Title - Re: グラスについて

コメントありがとうございます。

こちらのグラスは、
実は何かのボトルを購入した際に、ドイツから送られてきた付属品です。
型番などはわかりかねるのですが、
SPIEGEILAU シュピゲラウのもののようです。

バーボン樽モルトの香味バランスを非常に良くしてくれる、
とても良いグラスです
2021.04.19 Mon 21:42
Edit | Reply |  

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