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美味酒録

シングルモルトとラム酒を主に、一杯ごとに感謝しながら記事にします。最近は専ら古いピートの虜。こういうふうに、美味しく飲んだ人がいると言う記録。

Paul Giraud Original 


ポールジロー オリジナル
40%

今では良質なコニャックメーカーとして良く知られるようになったポールジローですが、

自社ブランドとしての初めてのコニャックをリリースしたのは1976年の事です。

ポールジロー オリジナル は、ジロー氏が初めて作ったそのボトルを、
当時と同様の20年~25年古酒を使い、ラベル、ボトルまで全て同じように再現してリリースされたものです。



優しくミルキーな香り立ちに、
滑らかな口当たり。

ミルクと葡萄のアイスクリームのような味わいに、
一口目から感動。

ホワイトチョコにバニラビーンズの甘さを感じ、

それだけではなく、マスカルポーネのような
甘すぎないクリーミーさが口蓋を覆い、
魅惑の味わいが絡まり、、至福です。


開かせるとまた、マロングラッセや
ミルクショコラの風味も加わり、

全体的にまとまりを魅せます。

奥ゆかしく、そして優しく
とても品のあるコニャックでありました。





裏ラベル文章

ポールジロー家は400年近くコニャック・グランドシャンパーニュ・ブードビル村で葡萄を栽培し、200年以上に渡ってコニャックを造ってきました。
彼等のコニャックが現在のポールジローの名で世に知られるようになったのは1976年のことで、それ以前は大手コニャックメーカーのブレンド用原酒として売られていました。
このオリジナルは、1976年に初めてポールジローとして販売されたポールジローの第一号を忠実に再現したコニャックで、ラベル・瓶・キャップなどすべて当時と全く同じ物を使い、中身は第一号を造った現当主ポール・ジロー氏が自ら樽を選び、吟味して忠実に再現しました。現在コニャック愛飲家に絶大な人気を誇っているポールジローですが、このオリジナルは彼等の出発点であり、「ポールジローの原点ここにあり」と言っても過言ではありません。




ブランデーとチョコレートの組み合わせは
鉄板ではありますが、この度は
キャラメルストロベリーのチョコレート(手前)を片手にゆっくりと頂きました。
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